アマゾンフレックスの委託ドライバー募集のラジオCMをご存じだろうか?
8人のセリフが足音とともにリレー形式で連続した後にナレーションが入る。
A:「研究者の私が新しい素材を開発すると」
B:「メーカーの私がその素材から商品を考えて」
C:「その商品をデザインする僕がいて」
D:「私が工場で生産して」
E:「ECサイトに私が載せて」
F:「僕が梱包して」
G:「私が発送して」
H:「最後にお客様に商品をお届けするのが(ピンポ~ン♪)アマゾンです!」
ナレーター:「たくさんの人の思いがリレーとなって商品はできています。配送ドライバーは大事なリレーのアンカーだから・・・」
知財関係者からすると、
AとBの間に一人追加:「私が特許出願をして」
BとCの間に一人追加:「僕が商標登録出願をして」
CとDの間に一人追加:「私が意匠登録出願をして」
といった具合にランナーを3人追加したいところだ。
リレーを想定すると同じ人が何度も走ることはできないが、現実の世界では、追加される知財担当ランナーは同一人物が掛け持ちできるかもしれない。