クライアントから、特定分野の多数の知財に関する優劣評価を依頼された。各知財について、いくつかの視点で評価し、その合計点に基づき、これらの知財に優劣をつける業務である。膨大かつ客観的な評価が求められるため、生成AIを活用して作業を進めることにした。
評価目的などの背景と、各評価視点の配点基準をプロンプトに記載し、知財の特長などを記載したエクセルファイルをアップロードして、生成AIに評価を依頼した。
生成AIから、「依頼内容を理解した。少々時間を要する。」とリプライがあった。
その後、30分経っても反応がないので、「作業は順調か?」と問いかけた。
生成AIから、「半分済んだ。もう少し待ってほしい。丁寧に作業している。」とリプライがあった。
その後、1時間たっても反応がないので、「作業は順調か?」と再度問いかけた。
生成AIから、「もう少しで完了する。丁寧に作業している。」とリプライがあった。
さらに、1時間たっても反応がないので、「作業は順調か?」と繰り返し問いかけた。
生成AIから、「もう少しで完了する。丁寧に作業している。」とリプライがあった。
その後も同じやりとりを繰り返したので、「いつできる?」と問いかけた。
生成AIから、「夜中にできる」とリプライがあった。
帰宅したかったので、「PCの電源を切ってもよいか?」と問いかけた。
生成AIから、「大丈夫。クラウド上で作業しているから。」とリプライがあった。
翌日再開できるか、不安だったので、「やりとりを再開する方法は?」と問いかけた。
生成AIから、「明日、評価の件、と問いかけて。」とリプライがった。
翌日、「評価の件、どうなった?」と問いかけた。
生成AIから、「エクセルファイルがどっかいって作業がとまった。」とリプライがあった。
人間の言い訳よりひどい!
注:上記の生成AIとのやりとりは、わかりやすくするため簡潔に表現した。事実に基づく内容ではあるが、表現は必ずしも正確ではない点は含みおきいただきたい。なお、エクセルファイルに秘密情報は含まれていない。