昨日(2024年8月5日)、日経平均株価が過去最大の下げ幅4,451円を記録し、31,458円となり、多くの銘柄がストップ安*になった。私の持ち株もいくつかストップ安になった。
そして本日(同年8月6日)、日経平均株価は反発して、過去最大の上げ幅3,217円を記録し、34,675円となった。前日ストップ安だった銘柄のいくつかはストップ高*になった。
実は、ストップ安の翌日にストップ高になっても株価は元に戻らない場合が多い。ストップ安やストップ高の株価は、基準値段**によって決まるため、同じ銘柄でも、下げ幅と上げ幅が異なることがある(下表参照)。通常は、その日の終値が翌日の基準値段となる。
私の持っている銘柄も、ストップ安の翌日にストップ高になったにもかかわらず、株価が元に戻らなかったものがある。霞ヶ関キャピタル株式会社(証券コード3498)を例に時系列で説明する。
8月2日(金)終値 10,950円
8月5日(月)終値 7,950円 (前日終値に対してマイナス3,000円のストップ安)
8月6日(火)終値 9,450円 (前日終値に対してプラス1,500円のストップ高)
ということで、明日(同年8月7日)の株価に期待したい!
出典:日本取引所グループ 基準値段100,000円以上省略
* ストップ高・ストップ安(すとっぷだか・すとっぷやす):取引所では、1日の値動きの幅を前日の終値または最終気配値段などを基準として、価格の水準に応じて一定に制限していますが、この制限値段を「ストップ値段」といい、そこまで価格が上がることを「ストップ高」、下がることを「ストップ安」といいます。(出典:日本取引所グループ用語集)
** 基準値段(きじゅんねだん):株券等にはそれぞれ、1日のうちに変動する値段の幅が決められており、これを「制限値幅」といいますが、この「制限値幅」の基準となるものが「基準値段」です。通常、その日の終値が翌日の「基準値段」となりますが、取引終了時に特別気配値段が表示されていた場合はその気配値段が翌日の「基準値段」となります。(出典:日本取引所グループ用語集)