不意の株主優待券(その2)

 前回のブログの通り、私は知財・無形資産に着目して上場企業に投資をしているが、株主優待は確認せずに取引しているため、自宅に思いがけない株主優待品が届き、生活に変化を与えてくれる。

 ゼンショーホールディングスから、経営する飲食チェーン店で使える商品券が毎年送られてくる。お店や味に馴染があって購入したわけではなく、知財・無形資産に着目して購入しているため、普段足を運ばないお店が商品券に記載されている。

 株主優待券がクーポンと異なる点は、複数併用できる点である。この会社の場合は単位株以上持っていれば500円券が2枚送られてくる。12月初旬に届き使用期限は翌年12月末までなので、翌年新たに送られてきたものと合わせて4枚同時に使うことができる。

 折角なので行ったことのないお店で使ってみると、味もコストパフォーマンスも良く、また来ようと思う。株主優待は新規顧客獲得にも一役買っているかもしれない。

 ところで、機関投資家は株主優待券をどうしているのだろうか。ググってみると、入札により換金してファンドに組み入れたりしているようだ。